忘れていた歌を思い出した

2020年6月6日(土) -久しぶりの日記。わたしの場合、日記じゃなく、週間記ともいえず、月間記になってしまった、なんて話していたら、それでもいいやん、と旦那さんが言った。とりとめもなく、春から初夏のことを。 朝、仕出し…

ゆがいたたけのこのにおいを何度もかいだ

2020年4月18日(金) ―今朝、白と赤のフリージアがすっと伸びて咲いた。 たけのこをおすそわけしてもらったので、ゆがいて、朝近所のお母さんたちに配った。畳屋のお母さん、お礼にお菓子や果物を持ってきてくれる。お隣の電器…

ジューンベリーがとても静かに咲いていた

2020年4月15日(水) ―家の庭に、マンションの植え込みにジューンベリーの花を見つける。そっと、ささやかに咲いている白い花。 朝、店の表を掃いていると、桜の花びらが混ざっていた。このあいだは畳屋のお母さん、ゆりちゃー…

ひょろりと短い春大根を買う

2020年4月11日(土) ―こでまりのつぼみは、青い花火のよう。さみしかった大通りのイチョウの木には小さな青い葉が揺れていた。 朝、八百屋さんがきて、春大根を買う。と、もう一本どうぞ、と言ってくれる。春大根、春人参、春…

絹サヤの白いスカート

2020年4月4日(土) ―庭のライスフラワーが日に日に鮮やかなピンク色に色づいていく。絹サヤの花はひらひらと白いスカートのよう。 朝いちばん、近所のおじちゃんがクッキーを買いに来てくれる。顔を見た途端、奥さんはいつもい…