マーケット延期のお知らせ

あす5月7日のIrish MUSIC MARKETは、悪天候により14日に順延となりました。母の日ということで、来週のマーケットは参加せず、お店をあける予定です。

初参加の予定だったマーケット。誘ってくれたのは、昨年のあそばな秋まへん、というイベントで音響を担当されていたヴォンさんでした。そのとき一度会ったきりで、お話をしたのもほんの短い時間だったけれど。声をかけてくれ、その後お店までわざわざあいさつに来てくれました。こんどはゆっくりとお話をすると、わたしも旦那さんもすぐにヴォンさんのことを好きになりました。好きなひとが増えていく。そうゆうことが人生のよろこびなのだろう。マーケットは不参加になってしまったけれど、すてきなひとに会えて、ああ、よかった。

きょうの午後になって、電話が鳴り、中止の知らせを聞きました。あら、もうマフィンも焼けたところ。あしたは店も休みなのに、と思っていると、いつものご近所さんが通って、マフィンある? と買ってくれました。あしたは雨で出られないからお菓子が調達できてよかった! ウィンウィンやね、と言って。わたしもよかった、あなたもよかった。ウィンウィン。なんていい言葉だろう。

いやあ、神さまみたいやったなあ。話していると、マーケットのために生花を多めに仕入れていた旦那さんが言う。ゆりちゃん、報われたなあ、いいなあ、ぼくにも神さまみたいなひと、こんかなあ。そしたら、閉店間際、花束とかできますか、と初めての人が花束をお願いしてくれた。実はあしたのイベントが中止になって、行き場がない花やったんで、正直すごくうれしいです。そしたら、お客さんも、ぼくもうれしいです、なんてやさしい返事をくれた。

お客さんが帰ってから、ふたりして興奮気味に、びっくりしたな、にわかには信じがたいな、なんてよろこびあった。神さまは、いらっしゃるのだ。ウィンウィンどころか、ウィンウィンウィンウィンだ。