
9月9日(月)13:42 夏休み、鎌倉へ出かけた。毎年と同じように。いつもとちがって新横浜の駅ではなく、東京駅で降りた。東京国立博物館。「生まれておいで 生きておいで」そう題された展示を観た。はじめて、このことばを目にしたとき、ああ、と胸がふるえた。観終わった今も、何度も、やっぱりそうなる。こんなにも、やさしいことばがあったのだな。鎌倉の街には、ふたつ、あこがれのお店があった。ひとつは女性の方がひとりでされている洋服屋さん。70代くらいの方と思う。病気をされて店を閉めた、と近所の店のおじさんが教えてくれた。看板がなくなった店の表をすこしのあいだ眺めた。もうひとつは、お父さんとお母さんのふたりの作品が並ぶ雑貨屋さん。ふたりとも80代後半のお歳、大きな病気もされたと昨年聞いた。ことしは一度も開いていなかった。せっかく行ったのに残念、とは、少しも思わなかった。そんな気もしていたし、あいていれば幸運と思っていた。どちらのお店も十年以上通った。いつ訪ねたときも、これが最後でもいいように、とその場所の空気を吸って帰った。ことしもまた、その場所の空気を吸った。
生花/日扇の実300円 ピンクッション690円 菊 モモコピンポン360円 秋明菊 ダイアナピンク240円 ワックスフラワー ルルダブルホワイト450円
クッキー/キャロブとレーズン アーモンド いちじくと紅茶