大宮トリノゴロ市はじまりました

ご近所の本屋さん「余波舎NAGORO BOOKS」さんの企画展「大宮トリノゴロ市」に参加させていただいています。参加店は大宮界隈にお店をかまえる、開風社 待賢ブックセンターさん(古本)、珈琲山居さん(珈琲豆)。花屋にちは、植物の飾りとクッキーを。

会期の少し前の五月の夜、それぞれの仕事が終わってから、余波舎さんで顔合わせのような会をした。いつもは本が並べてある大きな机をぐるり六人で囲む。お店を始める前はどんな仕事をしていたとか、いまどんな感じとか、その場所を選んだ理由とか、ふだん読んでいる本のこと、本は最後まで読むか、とか。途中からビールにおつまみ、食べ物も並んで。とりとめもなく話していたら、あっという間に日付が変わっていた。だれかがずっと話し続けるのでもなく、それぞれがぽつぽつと話して、それぞれがだれかの話すことばにじっと耳を傾けているような、静かでいて、とても明るいよい夜だった。帰り道ふたりで、なんか楽しかったなあ、と言いながら歩いて帰った。旦那さんは、僕は(こころが)ちょっと軽くなった気がする、と言った。

自分たちだけではやり方も考え方も知らぬうちどこか凝り固まってしまうかもしれない。大きく窓をひらいて、余波舎さんから吹く気持ちのよいあたらしい風をここに通したいなと思う。

大宮トリノゴロ市 5月28日-6月23日 13-19時(月休)

余波舎 https://www.instagram.com/nagorobooks/?hl=ja

開風社 待賢ブックセンター https://kaifusha-books.com/taiken/

珈琲山居 https://coffee-sankyo.hatenablog.com/