こいのぼりクッキーお届けしました

もうとおくとおく過ぎてしまいましたが4月には、にこにこのもり、さかえさんに、こいのぼりワークショップのための、こいのぼりクッキー、お届けしました。

一年前の春には、キットとして通販した、さかえさんのこいのぼり。今年はね、ツアーをするよ! と、春のはじまりに話していた。マーケットに、カフェ、あそこと、ここと、ここと、ここでも。だから、ゆりちゃん、クッキーお願いしますって。それは、たくさん不自由さのあった一年という時間の中で、さかえさんが広げてきた輪なのだと思うと、すごいことだなと思った。宣言の影響で、ツアーは全部は叶わなかったけれど。

4月の初め、長岡京の勝龍寺さんで行われたマーケットは、にちも一緒に参加した。出店しているうしろのスペースで、さかえさんは、子どもと一緒にこいのぼりをつくっている。こいのぼりが出来上がると、よくがんばりました、の証のように、クッキーを手渡している。その様子をこっそりと眺めていた。渡すとき、クッキーは後ろを向いている。それで、さかえさんが、子どもになにか話していた。あ、と途中で気づいた。そうか、後ろの詩を読み聞かせてくれているんだ。くすぐったいような気持ちで、 やっぱり何度も、ちらちらと眺めた。届ける前夜、書いたのは、こんな言葉だった。

みぎてのえんぴつからは どんなものもうまれる 星も月もたいようも花もねこも しろい紙はよぞらにも朝の庭にも